ベルリンで家賃€120の部屋を紹介します 安くて快適な部屋を見つけた経緯

こんにちは、ワタリビト(@Wataribito)です。

 

2018年3月からドイツ・ベルリンに住んでいるのですが、このブログのヘッダーや記事のタイトルにあるとおり、現在はベルリンで月にたった€120の家賃で暮らしています。

すでにドイツで暮らしている方ならおわかりだと思いますが、ものすごく安いですよね❗

同じ環境の部屋の家賃を100とすると、いま住んでいる部屋はなんと15か20です❗

 

 

今回は私が身を持って体験した家賃€120部屋を見つけた経緯と家賃€120の部屋はどんな部屋なのかを紹介します。

 

これからワーキングホリデーでベルリンに来る人、いまベルリンで部屋を探している人にこの記事が少しでも役に立てばいいな。

 

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ワタリビトの自己紹介

05/05/2018

 

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最初に知っておきたいベルリンの住宅事情

 

ベルリンはドイツの中でも家賃が安いと言われています。

 

事実、ドイツの賃貸検索サイトWG Gesucht.de(ドイツ語)で他の都市と比較するとすると同じような間取り、立地でも月に最低€150は差が出てしまいます。

 

他都市よりは家賃が安いベルリン。

 

しかしベルリンも近年はだんだんと人口が増え続けていて、住宅の需要が供給に追いつかず、結果として家賃や公共料金の支払い額が年々上昇しています。

 

その上昇率は世界の都市の中でもTop5に入るとか。

 

それに30年ほど前にベルリンの壁が崩壊してからは、政府がベルリンに人を集めようと誘致したのも物価高騰の原因とされています。

 

 

家賃€120の部屋を見つけた方法

 

ここから本題に入ります。

私が家賃€120の部屋を見つけた方法でしたね。

 

このような流れで今の部屋を見つけました

  1. Mixbで長期で住める部屋を探していた
  2. なかなか見つからないのでひとまずは短期で住める家を決める
  3. 偶然、その家に使っていない部屋があったので住まないか?と提案された

 

これから説明しますね。

 

注意

もう一度書きますが、こんなに安い部屋を見つけられたのは正直なところ、運です。

この記事で書いているのは私の体験談です。私と同じ方法で探しても安い部屋が見つかる保証はないのでご了承ください。

 

 

安い部屋を見つけた経緯

 

私はベルリンにやってくる前からMixbというサイトで部屋を探していたんですが、なかなか条件に合う部屋が見つからない!

(そもそもベルリンに来てから部屋を探したほうが良いです。写真を見て「良さそうだから決めよう!」というのはおすすめできません)

 

なのでベルリンに到着してからMixbというサイトであらためて物件探しをはじめました。

ラッキーなことに物件探しをはじめて3日目に3週間ほどの短期で部屋を貸し出している案件を見つかったのです。

これがすべての始まりだった・・・

 

本当は長期で住める物件のほうが良かったんですが、ずっとバックパッカー住まいだと出費もかさむのでとりあえず短期でも良しと考えてさっそく連絡を取って下見の予約をとりました。

 

この物件、サイトに書かれている文面を見るだけでも立地が良く閑静な場所で、お安い物件だったので期待していましたが、実際に下見に行くと大当たりでした。

 

広々とした部屋、3メートルくらいある高い天井、収納たっぷり、家には自分を入れて2人のみしか住んでいない、しかも大好きなねこがいる❗(懐っこい)

 

全体的にきれいで定期的にお掃除の方が清掃に来てくれる。バス停や駅も近い。買い物ができる店が徒歩5分以内にある。これで3週間€270はお得!

 

ということで即決しました。

 

 

実際、住んでみて不便なところはなく、とても快適であっという間に3週間が過ぎました。

ずっと住めたらいいのに。と思っていた退去の前日にオーナーからこんな提案が。

 

「物置として使っている部屋があるんだけど、そこなら住めるかも。どうする?」

 

 

・確かにその部屋は予備のタオルやシーツなどが置かれているだけの物置的な部屋ですが、広さは3−4畳ほどでロフト付き。

・物置と行っても隔離された場所にあるわけではなく、他の部屋と同じフロアにあり、全く不自由はない。

・日当たり抜群で特に午後によく日が差し込んで暑いほど。

・狭い空間に窓が4つもあって換気もバッチリ。物置だけあって収納もたっぷりで電源の数も十分すぎる。

 

以上の点を踏まえて月に€120で住めるなんてめちゃくちゃラッキーとしか言えない・・・❗

(実は最初の1ヶ月は€100でした)

 

もちろん即決でJa!(ドイツ語でイエスの意味)と答えましたよ。

それから€20の値上げはあったものの、ここと同じレベルの環境でこの値段は他にはないです。

 

 

この部屋に住んで1ヶ月。そのあいだにオーナーは私が住みやすいよう不要なものを処分してスペースを開けてくれたり、新しい寝具を買ってくれたりと色々として下さいました。

 

 

ベルリンの1人部屋の相場はおおよそ最低でも1ヶ月400〜。一般的には500〜700くらいです(天井はありません!)

1ヶ月€400の部屋に1年間住む場合=400×12=€4,800

1ヶ月€120の部屋に1年間住む場合=120×12=€1,440

この差は€3,360(およそ438,000円)

 

イヤ、本当に感謝しかありません。

削減できた家賃は目標を叶えるための自己投資に回したいと考えています。

 

家賃€120の部屋に住み続けたい!気をつけるべき6つのポイント

05/12/2018

 

補足

物件のオーナーも入居してもらえればそれでOK!ではなくて、どんな人が部屋に住むのか自分の目で入居者を確認したいオーナーが多数です。

 

ちゃんと家賃を払ってくれそうか、とか見た目で分かる部分ってありますよね。

(最近は不動産業者でも下見に来れない人はおことわりというケースが多いようです)

なのでネットのみでのやり取りは成約率が低いのです。



どうしても部屋が見つからない!という人へ

 

ベルリンで安くて良い部屋がなかなか見つからない人も多いと思います。

それもそのはず、上の書いたとおり需要と供給のバランスが取れていないのです。

 

 

安くて良い部屋なら誰もが住みたいですよね?

 

ベルリンでは同じ事を考えているたくさんの人たちが物件探しをしています。

良い物件に空きが出たらすぐに連絡、下見、気に入ればその場で入居の手続きをするというのはいい部屋を確実に確保する常套手段です。

 

安くていい部屋を住めるポイントは行動の速さです。

今すぐにできる”いい部屋探し”に使えるポイントを3つ紹介します。微力ながら部屋探しに困っている人のアドバイスになればうれしいです。

 

いい部屋に住むために有効な手段
  1. こまめにMixbなどの情報をチェック
  2. オーナーへの連絡は電話がベスト
  3. 見学日に保証金を用意していく(気いったら即入居を確約するため)

 

当たり前のように思えますが、案外できていない人が多いんですよ。

電話での連絡をためらってメールをしているあいだに他の人に決まってしまうとか。

 

速さがキーポイントなので連絡は電話のほうが良いですよ(もちろん朝方や深夜はダメ)

参考にしてみてください。

 

家賃€120の部屋の写真を公開します

 

これだけ家賃€120の部屋は安いし快適!って書いていても文章だけじゃよくわかりませんよね。

最後に部屋の写真を掲載するのでよければ見てくださいね。

 

▼作業スペース。床面積は3畳ほど

 

▼出入り口のドア。服をかけるフック付き

 

 

▼姿見も設置してあります(明るすぎて窓がわかりづらい・・・)

 

 

▼全体の約半分が私の収納スペース

収納スペース

 

▼ロフトへあがるはしご。窓からは十分に日が降り注ぐ

 

 

▼ロフトは寝室です。広さは2畳半ほど

寝室

 

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